私がファストフード店でのアルバイトを始めた理由は、単純に隙間時間を有効活用できるからでした。
当時私は幾つか仕事をしておりましたが定職は無く、どうしてもやることが無い時間を持て余していました。好きな事に時間を廻しても良かったのですが、どうせなら働こうと思い、初めてファストフード店での面接を受けました。面接時に時間がタイトであることや、入れる日や時間が限定されることを伝え、まぁ採用されないだろうな、と思っていたのですが、まさかの採用でした。ここまでが採用されるまでの選んだ理由です。ここから採用された後に選んでよかったと思う事を紹介します。
まず仕事はとても楽です。私は隙間時間なので最長で5時間ほどしか働かなかったのですが、とても短く感じました。まずファストフード店は一見する事が無さそうに見えて奥が深いんです。もちろんお客様と接する仕事もありますが、お客様の目に見えない仕事、まぁ雑務的なものも多々あるんです。もちろん最初はレジや注文取りなど簡単な仕事から任されていくのですが、段々慣れてくるとそういった雑務も任され始めるんです。それがファストフード店の良い所で、通常できる仕事が増えると辛くなると思われがちなのですが、仕事が増えることによって逆に時間があっという間に過ぎてしまうのです。ほんの少しの向上心を見せればすぐ仕事は任されます。周りにはいればお金になる位に考えていて向上心が無いスタッフが多いのも現状です。そういったスタッフはいつまでたってもレジと注文取り専門です。実は同じ作業の繰り返しが疲れを感じ、作業効率を下げてしまうのです。
そこであなたが雑務をこなすことで、ある意味良い息抜きになり、また仕事の覚えが早いなどと職場でも重宝され一石二鳥なのです。確かにベテランスタッフは仕事が出来るように見えがちですが、量や難易度は決して高くないので、やる気さえあれば短期間である程度の能力が身につくのもファストフード店ならではの魅力です。考えてみたら、そんなに難しいものをスピーディーに提供できるわけがありませんもんね。
そして業務が終わり、更に嬉しいことがあります。それはまかないです。お店によるかもしれませんが、私がいた店舗では一食分無料でした。他のファストフード店で働いていた友人も割引価格で購入していたそうです。
学生や主婦など時間に追われている方も多いかと思うので、そういった食事のケアが出来ることもファストフード店でのバイトの魅力の一つでしょう。