私が家庭教師のバイトを選んだ理由はいくつかあります。
まず、肉体労働では無いこと。
高校生の時はスーパーでバイトをしていたのですが、若い男ということで重い荷物を運んだりすることも多く、体力的にキツかったです。バイトが終わってから勉強をするのですが、やはり疲れているのであまり頭に入っていきません。ならば朝早く起きてやろうと思っても、どうしても体が疲れているとなかなか起きることが出来ないんです。そのため、肉体労働の無い家庭教師は自分に合っていると思いました。
次は、時給です。
私の登録していたところはランクによって時給が変わり、1000円からのスタートでした。最終的には3000円まで上がる人もいます。私は2500円まで上がりました。家庭教師は毎回何時間もあるわけではないので一日に大きく稼げるわけではないのですが、中には土日に集中して学ばせたいという親御さんもいます。中には10時間みっちりやらせたいという方もいました。めったにあるわけではないのですが、とても稼ぐことが出来ます。
個人的には、家庭教師はどこに登録するかが本当に大切だと思いますね。中にはそれぞれのご家庭と直接契約する学生もいますし、派遣されていくケース、仲介のような形を取るところと色々あります。一番稼げるのは直接契約なのですが、何かトラブルがあった時に守ってくれるところがありません。そのため、私は仲介してくれるところを選びました。そこのルールに則ってお給料などを決めるのですが、友人が働いていたシフト制のような感じのところよりはお給料も良かったです。
それに、親御さんから色々お土産を頂く機会も多かったので一人暮らしの自分にはとても助かりました。
こういうのも家庭教師のバイトのうまみの一つだと思います。惣菜や肉魚に野菜、お中元など何でも頂きました。成績が上がると内緒でボーナスをくれる方もいましたし、お給料以上にプラスになるものが多かったです。ただし、登録している形によってはこういうものは一切受け取れないところもあります。
私の大学では家庭教師のバイトをしている学生が非常に多かったのですが、出されるお菓子も食べてはいけないというところもあったそうです。ただ、そこまで厳しいところも珍しいですね。
こうして考えてみると、勉強を教えるという貴重な機会を得ることが出来て、なおかつとても効率の良いバイトだったとも思います。教えることで基礎の反復にも役立ちますよ。