初めてのバイトが居酒屋バイト

私が初めてバイトしたのは、20歳の時でした。
 
家から電車で15分くらいの距離の創作料理の居酒屋でのバイトでした。初めてのバイトということもあり、自分でもできそうな簡単な仕事がいいなと思って探していました。一人暮らしで、学校にも行っていたので、時給もまぁまぁよくて、時間の融通がきくということで選びました。
 
 
仕事の内容は調理補助ということでした。
始めは皿洗いから始まり、板前さんの作る料理のお皿を用意したり、おにぎりを握ったり、最終的には焼き鳥の焼き場をまかされました。楽しいバイトだったと思います。
 
 
板前さん2人と私だけの計3人の調理場だったので、比較的自由に仕事させていただきました。身近で料理を見ていたりしたので、料理に関する知識とかも増えて自分で料理する時の参考にさせていただきました。朗らかな板前さんに、いつも陽気な2番手の板前さん。優しい店長さん。ホールの女子大生などなど。暇なときなどは板前さんの肩たたきの係をやったりしていました。とても楽しい職場だったので4年ほど続きました。
 
 
自分は調理場だったのですが、ホールが人がいないときにはホールを頼まれ、接客をやったりしました。この経験でお酒のことを少し学んで、居酒屋に行っても『?』となることが少なくなり友達に説明したりして、有り難がられたりしたこともあります。色んなお客さんがいると思いますが、このお店はちょっと高めな価格設定だったからかいいお客さんばかりでした。これも店長の徳のおかげかな、なんて。
 
 
時には、「一杯飲むか?」とお客さんに誘われ店長の了解を得てから、おいしいお酒いただいたりしました。居酒屋でお酒に関わる仕事をしていたので、とてもお酒が好きになりました。注意事項としては、「酒は飲んでものまれるな」です。まかないもある店だったので、食費が浮いてとても大助かりでした。そしてプロの料理人の味。舌も肥えてきますね。週末は焼うどん率が高かったです。そしてご飯はおかわり自由!成長盛りの若者には最高です!
 
 
職場環境もとても良く、みんな仲良くやっていました。何と言っても同年代のかわいい女子がいると仕事のやる気も違ってきます。
 
 
自分は人と話すのが苦手な時期だったのですが、本当に皆さんにはよくしていただき、感謝しております。休みの日にはみんなで遊びに行ったり、旅行に行ったり、色々楽しかったです。
 
 
 
 
今はもう皆バラバラにそれぞれの道を歩いています。20代初めのとてもよい思い出です。

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