交通量調査のアルバイト

僕がこの交通量調査のアルバイトを選んだのは家から近くの現場であったこととその日に手渡しで給料がもらえることでした。

 

まず、交通量調査というと初めは機械か何かでやるイメージでしたが、実際に説明会に参加してみるととてもアナログであるということがわかりました。それは人が車の量をカウンターを使って調べるという、このデジタルやITが発達している時代に逆行しているもので驚きました。しかし、やることは簡単でその名のとおり自分の前を通る車の車種ごとにカウントしていく作業で誰でもできるアルバイトだと思いました。たまに交差点などで蛍光色の服を着てカウンターを膝の上において座っているのはその調査をしている人です。

 

当日は現場にもよりますが朝早くに現地に集合だったりだったり、遠方の場合は前日に集合してからそこから相乗りで移動したりします。人数も決められていて限られているので遅刻や欠勤はまず迷惑がかかります。そして自分が調査する現場に着いてからはどこで調査をするのかを把握し、時間になるまで準備をします。そして調査が始まります。調査中はひたすら車の量を数えていくので、単純作業になります。集中力との戦いでそれも現場によりますが、交通量の多いところと少ないところなど、時間帯によって増減はあります。

 

説明会でもあったように自分が調査したデータが必ずどこかの役に立つのでその使命感もあり、交代する人とデータが大きく違ったりしないかや計算が間違っていないかなど気になることは多くあります。そこで自分も手こずってしまうこともあり、常連で勤務している人はそこもスムーズにできていました。

 

 

そして、ずっと調査をしているわけではなく休憩もあります。調査のあとにほかの人と交代して休憩に入れるのですが、その場所選びも大切でした。自分の場合歩くのは苦にならなかったのと、ずっと座っていたから動きたかった気分もあります。なので、時間いっぱいまで散策したり座れる場所を探していたので、あまり暇ではなくそれも含めて楽しめていました。

ただ、雨の日は最悪で周りに雨をしのげる場所もないときは本当に苦労しました。調査と休憩の繰り返しなので、普通にしていればほぼ大きな問題も起きません。たまに、道を聞かれたり、何をしているのと聞かれたりもして、会話もあります。

 

 

以上のように自分が体験した交通量調査のアルバイトは誰にでもできます。忍耐力や集中力なども必要ですが、本当に自分ひとりで黙々とできるところや自分なりに面白みをいかに見つけられるかがこのアルバイトの強みだと思います。

自分の場合は毎回毎回知らない現場に行けるのも新鮮でしたし、どこで休憩しようかなど地図を見ながら楽しめていました。先程も言ったようにこの調査のデータは必ずどこかで役に立ちます。誰にでもできるとは言えその使命感や責任感を持ちながら黙々と作業できる人には向いていると思います。

時期にもよりますが繁忙期と閑散期があり、人気なので募集もすぐ埋まってしまうことがよくあります。

ぜひ、体験してみてください。

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