大学生の時初めて接客業のバイトをしたのがミスタードーナツでした。たくさんお店がある中でミスドを選んだのは、何よりドーナツが好きだから。
特にミスドのドーナツは大好きで、高校生の時も学校帰りに食べて帰っていたりしたんです。初めての接客業と言うことで、ちゃんとできるのかとにかく心配でした。
でも職場の雰囲気がとても良くて、丁寧に教えてくれるし優しく接してくれるので自信を持って接客もできました。ドーナツ屋さんと言うことで働いているのは女の子の割合が多いのかと思いきや、意外と男性の割合も多いのにはびっくりしました。社員さんは男性だし、夜遅くのシフトに本業の仕事が終わってから働きに来る男性のバイトさん、そして接客ではなくて作る方を選んでいる男性のバイトさんもいたりするんですよね。あまり会う機会はないけれど平日の昼間の時間帯がメインのパートさんもたくさんいるし、若い女の子だけではないのもいい雰囲気を作っていた一つの要因なのかなと思います。
そして実際のミスドの接客ですが、基本的にすでに作ってあるドーナツを売ることなのでそこまで難しくなくなれたら余裕も出てきてちゃんと接客ができるようになりました。お客さんもドーナツを買いに来る人ということからなのか、そこまで嫌な人もいないんですよね。
確かにセール期間だったりしてお店がすごく混んでいたり、なかなか会計が進まなかったりするとイライラしているお客さんは見ましたが、我慢できないような嫌なお客さんに出会わなかったのも幸せでした。
なんなら、常連のお客さんもいっぱいいるんですよね。
毎週のようにお店で食べていくご夫婦、ママさんバレーの後にお茶をしに来る団体さん、いつもアメリカンコーヒーをさらに薄めてほしいとお願いするお客さん、などなど。
最初はちゃんと接客できるのかが心配だったのに、1年もしたころには客さんとの触れ合いを楽しむことができるくらいの余裕も出てきてとても楽しかったです。何よりミスドでのバイトで得をしたことは、ドーナツが食べ放題だったことです!いくつかの種類は食べてはいけないことになっていたんですが、私の好きなシナモンやチョコファッションは食べ放題でした。いれたてのコーヒーとドーナツを食べながらの休憩は至福の時間でした。
お店を閉める時間までバイトをすると、残っているドーナツをすべて廃棄しないといけないんです。もったいないと思いつつ、一番おいしいところを一口食べてから捨てるという贅沢食べもしました。
とても楽しいバイトでした。