初めてのアルバイト先に選んだのはマクドナルドでした。
応募の理由は単純でマクドナルドのポテトが大好きだからです。高校時代は放課後に友達といくのは決まってマクドナルドでした。すでに周りの同級生の中にはマクドナルドでアルバイトをしている子もいて、休憩時間には割引価格で好きなものを食べられることや、一緒に働いている人や上司ととても仲が良く休みの日に一緒に遊びに行ったり、お花見をしたことがあるなど、みんなとても楽しそうで、話を聞く度にいつか私もみんなのようにアルバイトがしたいなと憧れている場所でした。
私は習い事や家族の都合でアルバイトが出来る時間がとても不規則で、コンビニなどのような毎週決まった時間に働くと言うことが難しい状況であったのも、アルバイト先にマクドナルドを選んだ理由の一つでもあります。
シフトを組む際のスケジュールは毎月決まったものではなく、この日は何時から何時まで働けるということを申告するとその中で他の人との兼ね合いを考えて、働く日程を決めてくれます。毎週、一週間単位で申告して決められるので、友達との遊びの予定や家族との予定も組みやすく、テスト前にもお休みをもらえたりして、学業やプライベートを優先して働きたいときに働けるような環境でした。
一緒に働いている方の年齢層も様々で、同じような年齢の学生のや主婦の方、社員として働いている方など様々で、ほぼ同級生との繋がりにしか無かった私にはとても刺激の多いことでした。主婦の方と話していると、自分の親の考え方が見えて喧嘩をする事も減りましたし、年上の学生や社会人の人と話すと自分の将来を考えるきっかけになったり、様々な年齢の人と話が出来て自分の世界が広がりました。私は通勤が楽なところでのアルバイトを捜していたので、地元の店舗でアルバイトをしていたのですが、小学生の時の同級生が同じ店舗でアルバイトをする事になり、卒業後は全くあっていなかったのですが昔の話しに花が咲き、そこから話が盛り上がって仲の良かったメンバーに声をかけて同窓会をする事になり、そこでも楽しい思い出が増えました。
憧れだったマクドナルドのアルバイトでは、割引価格でおなかいっぱい食べることが出来たし、新商品の発売前に練習として作ったものをいち早く試食させてもらったり、規定の範囲内で自分の好きなバーガーをカスタマイズできるなどの裏技も知ることができてますますマクドナルドが好きになりました。
