私がゲームセンターで仕事をしてみたいと思ったきっかけは、昔から自分自身がゲームセンターに行ったりそこで遊んだり、行くとワクワクする感覚が好きで親が買い物に行っている最中などその度に、同じ店内に入ってる所に遊びに行って買い物を待つのが好きだったということです。
ワクワクやドキドキ感、そして取れるか取れないかわからないギリギリの葛藤感が得られる場所、また取れたことによっての達成感があるのがゲームセンターの魅力だと思います。
そんな中でも、いつかは自分もこういった中で店員さんとしてお客様とその気持ちを分かち合いたいなという気持ちが強くなり、自分自身もゲームセンターで働き始めました。
最初は機械の名前、どのようなゲームなのか、子供向きなのか大人向きなのか、家族で楽しめるのかとかなどです。色々と覚えることが毎日毎日増える日々でした。
一番困ったことは、一緒に入るシフトの人によってやり方が違うことです。この人はこうやって貰えたらいいから。違う人はちがうちがうこっちだから。というのもしばらくは日常茶飯事でした。
もちろん、お客様と接するだけがゲームセンターではなく、景品の設置や機会のメンテナンス、またそれぞれの景品に対しての台の設定など、頭や体力、センスを問われることも多かったです。
私自身、名前を出せば誰でも知っているような大きな会社から地域限定のお店など色々と経験はしてきました。
様々なお客様がいるようにスタッフもいます。自分勝手に行動をして事後報告せずに後々困らされたりや、あまりにも出ないであろう景品を発注され出ないことを八つ当たりされてしまうこともありました。
お客様に関しても、少しでも自分が上手くいかないとクレーム。スロット改ざんしてるやろ、俺が設定してやるからと扉開けろ。やんわりとお断りしたら、twitterで鴛鴦させてやるや、メダルが全然当たらない。ボールも出てこないし、これ絶対当たらないように設定してるでしょなど。こういったクレームが毎日毎日言われることも多数な職場です。もちろ景品全然取れへんやん。インチキや詐欺やと言われることも日常茶飯事です。
特にそれは人気の高いものだったり大げさに言われてることの方が多いのですが。
それでも、自分がゲームセンターで働きたい働いていた理由としては、嬉しそうにしながら帰っていくお客様お顔を見るのが好きだからだと思います。もちろん先程言ったように様々なお客様がおられるのでいいお客様ばかりではありません。
でも、「ありがとう、またくるね」って言って帰ってくれる方や、最近見てないからどうしたんかな思ったわって言って貰えるとやっぱり嬉しいものです。お店にいなければ知り合わなかった方とこうやって縁ができるのですから。
そういった意味でもやはり、自分はゲームセンターで働いてよかったなと思います。